自転車に乗っているとき、私はリバプールで一番の、いや、世界で一番の幸せな少年に違いない。―ジョン・レノン
普通の日曜日。けれども、めずらしく快晴!ロンドン東部の滞在先近くをお散歩していたら、私みたいにお日様に連れられて家から出てきた人たちがカフェの中に、外に、溢れかえっていた。こんな日はみんなやっぱり、同じこと考えるんだぁ。そしてこんな愛らしいカフェに巡り合えて幸せな気持ちもお裾分けしてもらう。本場とびっきりのほくほくスコーンを頬張りながらここに集う人たちをただただ眺めているだけでも楽しい。そして私の目をくぎ付けにしたのは、店の前のハート?わっ、ハート!!
こんな素敵なまちの演出を誰が思いついたんだろう。これなら自分の愛する自転車を任せたくなるし、まちのオブジェになるから行き交う人にも見てもらいたくなる。僕の相棒どうだ!って。カフェだって、そこに来る人だって、このまちの参画者はみんな表現している。だからやっぱり自転車が愛されているここイギリスでは、もちろん、自転車に鍵をかける仕草だってまちの表現にしたいらしい。自分の愛と繋がっている相棒も大切にされる場所だから、ずっとこのまちと関わっていきたいと思わせてくれる。ニクイナ。。

